実際に転職活動をしてみると感じますが、やらなければならないことがたくさんあります。
転職サイトに登録したものの、書類提出が必須と言われて手が止まっている人も多いのではないでしょうか?そして、面接へこぎつけ、内定を獲得して終了ではなく、以下の様に無事に入社するまでが一連の流れです。
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1自己分析・転職の軸決め
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2転職サイト・転職エージェント登録
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3面談
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4履歴書・職務経歴書の作成(+外資は英語のレジュメも)
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5求人応募
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6適正検査・筆記試験・面接
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7内定・年収交渉
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8退職準備
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9入社
本業で忙しい中、なんとか時間を作って転職活動をしている人ばかりです。転職活動の序盤でつまづかないためにも、実際に10名以上転職エージェントと面談をしてきた中から厳選した3社とその理由をご紹介します。各社メリットもあれば当然デメリットもありますので、それぞれを加味した上で3社に絞りました。
転職サイト・転職エージェントをうまく活用して転職を成功させましょう!
1社じゃダメなの?複数登録する理由
3社でも登録や面談、書類を提出したりと結構な手間がかかると思います。しかし、私がなぜ複数登録を推奨するかというと、その会社ごとの得意分野や担当者ごとの知識・経験、人柄が異なるからです。
最初は面倒だと思いますが、自己分析を進めるためにも面談は積極的に行いましょう。何度も自分の言葉で転職理由や志望している業界・職種を口にし、質問を受けることで自分の中の転職の軸もはっきりしてくるはずです。自分自身が気付いていない価値であったり、過去の経験からの年収の相場感も得られます。
求人は生ものです。エージェントが急かしてきておっくうに感じるかもしれませんが、あなたにマッチする求人をいち早く紹介するためにサポートしてくれています。
書類は一度作ってしまえば他に流用できますので、実際に求人へ応募できる段階までの準備を進めれば比較的スムーズに転職活動は進みます。
オススメ1社目:リクルートエージェント
公式サイト:リクルートエージェント
私は2人の方と面談をしたことがありますが、2人とも知識の幅が広く優秀な方でした。自動メール配信されてくる「転職求人おすすめサービス」のマッチング精度は正直イマイチですが、担当者から直に紹介される案件についてのマッチング精度は高いです。
業界・企業ごとの動向にも精通しており、トレンドや転職のノウハウを掴むのには最適な会社です。
書類作成の添削もしてくれるため、まずは履歴書・職務経歴書を書き上げましょう。他社でも書類作成支援はしてくれますが、リクルートエージェントが一番的確にサポートしてくれたため、1社目に選定しました。他にも、業界最大級の非公開求人を扱っているため、知名度・質共にトップクラスだと言えます。
ここで作成した書類を他のサイト・エージェントでも使っていきます。
余談かもしれませんが、担当者が休みでも代わりの方がフォローの連絡をくれます。こうした点は大手ならではのきめの細かいサービスを提供されていると感じました。
オススメ2社目:ビズリーチ
引用:"https://www.bizreach.co.jp/pressroom/information/2019/0111.html"
公式サイト:ビズリーチ
CMが有名だと思いますが、ここは転職希望者と転職エージェント、もしくは企業採用担当者をマッチングさせるプラットフォームです。
一番のポイントは各社の転職エージェントも登録している点。ビズリーチを経由すると他のエージェントにもリーチできる上に、コンタクトをもらった時点である程度あなたに対する意欲が高いと言えます。
更に、企業の人事担当者やベンチャー企業の経営者自ら直接連絡をもらうこともあります。既に書類選考が通ったようなものなので、メッセージや面談のやり取りを通じて採用背景を深く知ることができます。エージェントを介さずに、一次求人情報に触れられるのが魅力の一つです。
他にも、企業研究や面談、面接の練習にもなるため、興味を持てた転職先からコンタクトがあれば面談・面接を行いましょう。大手、ベンチャー、外資系で幅広く声を掛けられると思いますので、このサイトで自分自身の転職市場価値を見極めてください。
そんなビズリーチにも弱点があります。
1つ目は有料な点。最初は有料部分も無料で使えますが、ある期間が経過すると一部機能が有料になり、メッセージ機能をフルに使用できなかったりするので注意してください。
2つ目は明確にハイクラス転職サイトと謡っている点。年収に応じて「ハイクラス」「スタンダード」と会員クラスが分かれており、さらに上記有料会員制度があります。閲覧できる求人に制限があったりします。
3つ目はマイナーなエージェントからのコンタクトです。転職エージェントの目的は、あなたを転職させて会社から報酬をもらうことです。あなたが転職で解決したい悩みを無視して転職させようというエージェントもいますので、エージェントの質の違いには注意してください。
オススメ3社目:JACリクルートメント
公式サイト:JACリクルートメント
実際に私が転職する際に利用したエージェントです。業界・職種別に企業担当の採用担当の人が直接情報を仕入れています。過去の採用実績からどういった人が書類・面接を通過しているか、またその対策を知っています。
転職後に活躍している人の事例も教えてくれ、社風や給与水準など、年収以外の点も含めマッチング精度の高いエージェントです。扱っている求人の60%は非公開求人のため、登録することで自分自身の転職機会も増えると思います。
このエージェントのデメリットとしては、求人案件案件ごとに各エージェントから連絡がくることです。
基本的な情報は共有されているが、求人案件ごとの細かい部分の共有が必要なため追加のコミュニケーションコストが発生します。登録してすぐは求人が集中しやすいのでメールや電話のやり取りだけでも最初は苦労されると思います。
まとめ
どの転職サイト・転職エージェントにも強みがあり、弱みもあります。
情報や担当者による情報の質のバラツキを自分自身で補うのが転職活動のコツです。繰り返しになりますが、求人情報は生ものです。その求人が公開されたタイミングで諸々の準備ができていないとせっかくのチャンスを逃してしまいます。
「転職と副業のかけ算」で有名なmotoさんは毎月職務経歴書を更新していたと言っていました。機会を逃さないためにも、定期的にエージェントと状況のアップデートをし、より望ましいキャリアを掴み取りましょう!