外資系企業に転職して良かった7つのこと

2021年6月4日

外資系企業へ転職して感じた7つのメリット

 

この記事では私が日系メーカーから外資系メーカーに転職して良かったことだけを列挙しています。

結論から申し上げますと以下の7点です。

 

転職後に感じたメリット

 

  1. 基本給が4年で1.5倍
  2. 残業減、年収増
  3. 有給消化による年間休日増
  4. 自分自身で予定をコントロールできる柔軟な働き方
  5. 英語力向上
  6. 優秀な人と働く環境
  7. 手を上げれば挑戦できる環境

 

新卒で入社したのもメーカーで職種は営業。

創業約100年の旧体質な会社でした。

 

「営業たるもの靴底を減らせ」

「お客さんが営業している時は事務所にいるな」

「新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰り、学ぶ姿勢を見せないと誰も教えてくれないぞ」

 

こんなことを日々言われる環境から脱し、自分が想像した以上に満足のいく働き方ができています。

私が感じたメリットをもう少し具体的に説明させていただき、外資系企業に対してイメージしていることと私の実体験を比較し、正しい理解へと繋がるきっかけとなれば幸いです。

 

 

 

 

基本給が4年で1.5倍になった

 

なぜ1.5倍にできたのか?

それは以下の3点です。

 

  • 転職時のオファーで10%アップ
  • 定期昇給で毎年3.5%~4%アップ
  • 昇格で15%アップ

 

新卒で入社した前職では定期昇給で約2%。

当時の一般的な大卒初任給は約20万円で、1年間働いて昇給した額は4,000円程度でした。

2年目からは住民税を支払う必要もあり、1年目と比較して手取りが減ったのをよく覚えています。

 

転職後は毎年約1万円ずつ昇給しており、この昇給幅に私は満足しています。

付け加え、新卒で入社した会社には営業手当が約3万円/月ありましたが、これを基本給として加味してもらえるよう転職エージェントが交渉してくれたのも大きな点でした。

 

外資系企業に昇給ってあるの?

外資系企業によっては成績が振るわないと定期昇給が無かったり、そもそも昇給制度が無いケースもあると聞きます。

私の会社の場合、成績がA~Dの4段階評価制度を設けられ、おおむね1.5~6%昇給すると人事から説明を受けました。

しかし、グレード(等級)制度が用いられており、グレード内の月額給与の下限額と上限額が設けられています。

つまり、昇格できなくなるとそれ以上給与が伸びることはありません。

 

転職する際にエージェントを利用すると定期昇給率を知っていたりするので、聞きづらいことはエージェントに確認してみるのも良いと思います。

私が実際に活用したオススメの転職サイト、転職エージェントも記事にしていますのでご参考ください。

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残業減、年収増

転職以前は24時を過ぎても働いていることもあり、21時に帰れると「今日はなんて早いんだ」と脳が焼かれていました。

しかし、子供2人を持つ上司がこんな働き方をしている姿を目の当たりにすると、自分が想像する理想的な家庭環境からは外れていました。

 

転職活動をする時、もっとも大切なのは何を解決するために転職するかだと常々感じます。

私は労働環境改善を第一に考え転職活動をしました。

働く場所だったり、在宅勤務が行える労働環境であったり、ライフスタイルに合わせて仕事に求める点は変化していくと思います。

 

副次的に私は年収も上げることができましたが、理想的な幸せな姿を想像し、優先順位を付けて実行してきました。

 

全てにおいて満足することは困難ですが、優先順位をつけておくことでミスマッチも減ると思います。

社内の文化や慣例を変化させるのは難しいですが、自分自身が身を置く環境は少しの勇気で変えられます。

 

転職にはリスクが伴いますが、転職活動にリスクはありません。

転職するかどうかは内定が出てから考えても良いと思うので、自分が所属する会社以外のことも知っておいて損はないですよ。

 

 

有給消化による年間休日増

前職の不幸自慢ばかりになってしまいますが、新卒で入社した会社では約4年間働いて有給消化日数はたったの2日でした。

有給どころか、代休すらままならず実際の年間休日とはかけ離れた勤務体系。

 

現在の会社では人事が有給消化奨励日を設けていたり、2時間単位で取得できる制度、年間最低でも10日消化が必須となっていたりと充実しています。

 

長期連休をしっかりと取得できるのは今となっては当たり前ですが、転職間もない頃はこうした制度に驚きました。

 

 

自分自身で予定をコントロールできる柔軟な働き方

膨大なタスクや高い目標を与えられるものの、メリハリをつけて働けるのは嬉しいです。

休みたい時にしっかりと休め、働きたい時に働ける。

 

先の残業や有給にも結びついていますが、出張頻度や在宅勤務、事務所への出勤頻度など目標を達成するためにどのようにアプローチするかは厳しく管理されません。

 

転職以前の会社がかなりウェットな組織だったこともあり、一人ひとりが自分の働きたい姿を実現させる会社の文化は良いなと感じました。

 

 

英語力の向上

転職してから最も使うようになった英語のスキルは読むことです。

日本語の資料もありますが、マニュアルが英語しかなかったり、海外への問い合わせやグローバルから発信される情報は英語が基準になっています。

 

一方で、私が転職後に最も伸びたと感じる英語のスキルは話すことです。

 

外資系と言えどネイティブレベルで話せる人は海外でも少ないです。

母国語が英語ではない人とコミュニケーションを取り合うため、多少発音がおかしかったり、文法が間違っていたとしてもそれを汲み取ってくれます。

会議や打ち合わせを英語で行うのは今でも緊張しますが、自分が何を伝えたいかしっかりと準備して臨めば問題ありません。

 

アメリカへ留学中、物理の教師が私に言ってくれた言葉がとても印象的でした。

 

「英語が話せるか」と日本人に聞くと、留学生の君達でさえ「話せない」という。

日本人は「英語が話せること」はオリンピックで金メダルを取るくらい難しく考えていないか?

例えば水泳で何メートル泳げたらあなたは「泳げる」と答えるんだ?

100メートルか?1000メートルか?今の君達の英語は1000メートルは泳げているレベルだ!

もっと自信を持って英語が話せると言おう!

 

少し話が脱線したかもしれませんが、自分が達成したい目標に対して、自分がどこに立っているかを知ることが大切だと私はこの言葉から学びました。

 

与えられるポジションによって、一言に英語と言っても必要とされるスキルが異なってきます。

電話会議、打ち合わせ、プレゼン…こうした場で英語で伝える機会が得られる、給料をもらいながら新しいスキルを学べる環境はとても恵まれていると思います。

 

もし外資系企業で、英語を用いて仕事をすることに大きな壁を感じている人がいればこちらの記事を参考にしてみてください。

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優秀な人と働く環境

人は環境によって大きな影響を受けるからこそ、働く環境は大切だと思います。

周囲にいる人が自分にとっての基準となる際に、優秀な人と働ける今の環境は恵まれていると感じます。

 

中途採用の人は学歴関係無く入社している人もいれば、MBA取得者もいて、自分自身の実力を発揮しています。

新卒の人は自分が高学歴+英語ができる人ばかりでそもそものベースレベルが高いです。

 

 

手を上げれば挑戦できる環境

私は今の会社で海外赴任を経験することができました。

Open Job Opportunityという社内公募制度があり、それに手をあげて海外駐在をすることができました。

 

この制度で最も驚いたことは面接があったことです。

募集している部署の部長、事業部長と2度の面接があり、なぜ自分が相応しいと思うのか。

過去の実績や仕事の考え方、実際に赴任したら何をしたいかを聞かれました。

 

社内であっても人材は取り合いです。

社内公募で適材者がいない場合は外部に公募し、人材を見つけてきます。

 

チャンスを掴みとれる準備を常にしていた訳ではありませんが、定期的にスキルや経験の棚卸をし、履歴書の見直しおくことは重要だと再認識もしました。

 

 

まとめ

今回は私が外資系企業へ転職して良かったと感じた7つのことをまとめさせていただきました。

私は転職活動をしていたとき、ぼんやりと想像していた働き方の理想像を明確にし、優先順位をつけ、それを実現できる企業を選択しました。

年収だけではなく、個々人が持つ理想の働き方と、それを合致させる手段としての転職であるのが最も望ましいと思います。

 

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